ホラーズやプライマル・スクリームのリミックス、ジャスティン・ロバートソンとのコラボやオプティモ・レーベルからのリリース、ファブリックのミックスCDリリースなど飛ぶ鳥を落とす勢いで急速にそのプロップスを高めつつあるUKの新鋭ダニエル・エイヴリーによる待望のデビュー・アルバムが、エロル・アルカン主宰<Phantasy Sound>から登場!
ヒプノティックなシンセのドレープと飛び散るアシッド、フロアを根こそぎさらい上げるようなヘヴィーなビートとウェザオール直結のゴスいヤサぐれテック・サウンドが炸裂した強力盤。
ダニエル・エイヴリー/ドローン・ロジック
DANIEL AVERY: Drone Logic
Phantasy Sound / Because Music (RTMCD-1068)
1. WATER JUMP
2. FREE FLOATING
3. DRONE LOGIC
4.THESE NIGHTS NEVER END
5. NAÏVE RESPONSE
6. PLATFORM ZERO
7. NEED ELECTRIC
8. ALL I NEED
9. SPRING 27
10. SIMULREC
11. NEW ENERGY (LIVE THROUGH IT)
12. KNOWING WE’LL BE HERE
Phantasy Sound / Because Music (RTMCD-1068)
1. WATER JUMP
2. FREE FLOATING
3. DRONE LOGIC
4.THESE NIGHTS NEVER END
5. NAÏVE RESPONSE
6. PLATFORM ZERO
7. NEED ELECTRIC
8. ALL I NEED
9. SPRING 27
10. SIMULREC
11. NEW ENERGY (LIVE THROUGH IT)
12. KNOWING WE’LL BE HERE
◆ DJとして、プロデューサーとして瞬く間に頭角を現し、いまイギリスのアンダーグラウンドなクラブ・シーンで最もその将来が嘱望されている期待のニューカマー、ダニエル・エイヴリー。
◆ 2012年の初頭にアンディ・ウェザオールが『Time Out』誌で「いま最も注目すべき新しいDJ」としてダニエルの名前を挙げると、彼に注がれる視線は一気にヒートアップ、ザ・ホラーズやジャンゴ・ジャンゴ、メトロノミー、2ベアーズ、アスフォデルス、デッドストック33s(ライオンロック/ジャスティン・ロバートソン)などから次々とリミックスのオファーが舞い込む事態に。プライマル・スクリームは2013年の新作『モア・ライト』からのニュー・シングル『Invisible City』のリード・トラックとしてダニエルのリミックスをフックアップ、シングル発売に先駆け7月アタマから彼のリミックス・バージョンを特大プッシュ中。
◆ そんなダニエル・エイヴリーによる、昨秋の『Fabriclive 66』に続く二枚目のオフィシャルCD作品にして、初めてのアーティスト・アルバム。Bang Gang 12inches、Tigersushi、RelishやOptimo Music、Throne Of Bloodなど数々の名門/老舗レーベルからのシングル・リリースを経て、アルバムは、現在進行形UKクラブ・シーンのフィクサーとしてもおなじみのエロル・アルカン主宰<Phantasy Sound>から。
◆ もともと、ウェザオールとのB2Bやティガ、ダミアン・ラザルス、イヴァン・スマッグ(KILL THE DJ)、Secret Sundazed(Giles Smith & James Priestley)らとの共演を通じてパーティー・フリークスたちのあいだでDJとして圧倒的な現場支持を獲得していたダニエルですが、そのプロダクションのフリークアウト加減もハンパない!
◆ UKらしいファンキーなブレイクビートを基調としたM①「Water Jump」や重く引き摺るような4つ打ちのアルバム・タイトル曲「Drone Logic」(M③)、Phantasyからの記念すべきデビューEPのトップを飾った「Need Electric」(M⑦)などなど、趣向を凝らした表情豊かな太いビートの上で、アシッド&サイケデリックなウワモノのトバシが極悪な渦を巻き、トランシーなシンセが音の洪水のように降り注ぐ。
◆ ダーク/ゴシックで塗り固めながらも、音の端々にどこかほんのりとした光を帯びた、ユニークなコントラストを有したセンシティヴなサウンドスケープは、唯一無二かつ圧倒的。一曲たりともハズレは無しで、カール・クレイグ『More Songs About Food And Revolutionary Art』やプラスティックマン『Consumed』、或いは近年のフォー・テット諸作のように、単なるシングル曲の寄せ集めではない、アルバムとしてトータルでの鑑賞に堪えうる、突出したダンス・ミュージック作品となっています。
◆ アンディ・ウェザオール、ティガ、イヴァン・スマッグ、ダミアン・ラザルス、ニーナ・クラヴィッツ、ダブファイヤー、レディオ・スレイヴ、ポール・ウールフォード、ギ・ボラット、ジョシュ・ウィンクなどのファンにオススメ。クラブ・ファン全方位にレコメンドできる秀作です。
◆ 全曲ダニエル自身のプロデュース。ボーカルはKelly Lee Owens(③⑤⑫)、Scarlett Etienne(⑧⑪)、Rebekah Rah(①)。