ダンサブルなラテン・テイストを前面に打ち出した
骨太クラブジャズ・サウンドで人気のドイツのコンボ
バハマ・ソウル・クラブによる待望のニュー・アルバムが完成。
ジャイルズ・ピーターソンによるキューバン・プロジェクト
ハバナ・カルチュラのメンバーや、スパンキー・ウィルソン、
ベッシー・スミスら豪華ゲストを迎え入れ、
間口の広いカジュアルな佇まいとフロア・オリエンテッドな
グルーヴの核を維持しながらも、これまで以上にロマンティックで
スタイリッシュなサウンドに磨きをかけた飛躍の一枚。
バハマ・ソウル・クラブ/ザ・キューバン・テープス
BAHAMA SOUL CLUB: The Cuban Tapes
BUYU / ritmo calentito (RTMCD-1075)
01.AY JONA
02.TIKI SUITE Pt.1 Cuban Casbah
03.MOANERS - feat. Bessie Smith
04.COOKA RACCA - feat. Telmary
05.CUERVO GOLD
06.I WARNED YOU BABY - feat. Spanky Wilson
07.LA SERENATA
08.TIKI SUITE Pt.2 Mirando Al Mar - feat. Arema Arega
09.THAT‘S WHAT WE NEED
10.BROKEN PIANO
11.GRINNING IN YOUR FACE - feat. Ruthie Foster
12.TIKI SUITE Pt. 3 In The Night - feat. Anna Luca
13.SOLEDAD - feat. Telmary
14.MALAGO - feat. Danay Suarez
Exclusive Bonus Tracks:
15.TIKI SUITE Pt. 2 Mirando Al Mar - feat. Telmary Club Des Belugas RMX
16.MOANERS - feat. Bessie Smith Suonho RMX
◆ ディジー・ガレスピーやアート・ブレイキー的な黒さや太さ、ラテン・テイストを現在進行形のクラブジャズ解釈でモダン・アップデート、JUJU ORCHESTRAやMO HORIZONSと並んでドイツのクラブジャズを代表する看板グループとして躍進を果たしたバハマ・ソウル・クラブ。
◆ アート・ブレイキーの「チュニジアの夜」を思わせるジャケットも注目を集めたデビュー作『Rhythm Is What Makes Jazz Jazz』、モップ・モップやドクター・ラバーファンクのリミックスでクラブ方面でも話題となった『Bossa Nova Just Smells Funky』に続く待望の第三作。
◆ カル・ジェイダーを思わせる軽妙なヴァイブとコギミよいパーカッションの絡みも最高にクールなオープニング曲の「Ay Jona」(M①)、「アリゲーター・ブーガルー」へのオマージュとも言える一瞬のホーン・リフに思わずニヤリ、タイトなピアノとオルガンの掛け合いも素晴らしい、伝説のソウル・ディーヴァ、スパンキー・ウィルソンをフィーチャーしたパツンパツンなジャズファンク「I Warned You Baby」(M⑥)、こちらも生ける伝説と言っていい女帝ベッシー・スミスの塩辛い歌唱とブリブリのホーンが最高に腰にクル「Moaners」(M③)ほか、今回もダンサブルでキャッチー、しかしながらどこまで太くて黒くて、最高にジューシーな踊れるジャズを満載したキラー・アルバム!
◆ ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブやアフリカ・バンバータとのコラボ経験もある(ジャイルズ・ピーターソンのハバナ・カルチュラ・プロジェクトの一員でもある)カナダ在住のキューバ人女性ラッパーTelmaryによるスペイン語のラップ/スポークンワードをフィーチャーした不思議なテイストのアップリフティングなボッサ・チューン「Cooka Racca」(M④)や古き良きキューバ音楽を思わせるメロウなピアノが心地よい「Broken Piano」(M⑩)、レゲトン風味のビートにのせた「TIKI SUITE Pt. 2 Mirando Al Mar」のリミックス(M⑮)あたりの変化球も抜群。
◆ アルバムのタイトルやゲストが示すように、今回の作品はキューバやその音楽、とりわけ、1964年にソ連とキューバで共同制作されたミハイル・カラトーゾフ監督の映画『怒りのキューバ』(I Am Cuba/Soy Cuba)から、大きなインスピレーションを得ているとのこと。しかも、「Ay Jona」のビデオ・クリップでは、この映画の映像を、権利元のキューバ政府の正式な許可のもとにオフィシャル使用。
◆ 本家本元をも唸らせたリアルなキューバン・テイストがあちらこちらに散りばめられたナイスなジャズ・グルーヴ作品。カジュアルでありながらも本格的なジャズ・テイストを楽しむことのできる良質なラテンジャズのアルバムで、クラブジャズやレアグルーヴ好き全方位にレコメンドしたい新クラシックス。
【バハマ・ソウル・ウラブ】
『Bossa Nova Is Not A Crime』のヒットで知られるニュージャズ・ユニット<ジュジュ・オーケストラ>から派生したライヴ・バンド。2008年にアルバム『Rhythm Is What Makes Jazz Jazz』でデビュー、アート・ブレイキーを思わせるキャッチーなロゴ・ジャケがジャズ・ファンのあいだで広く話題となりヨーロッパ全土で注目を集める。2010年にセカンド『Bossa Nova Just Smells Funky』を発表。2011年にはそのリミックス盤『Bossa Nova Just Smells Funky Remixed』をリリースし、ジャズファンク、リエディット、ユル目の4つ打ちからジャジー・ヒップホップ系まで、クラブジャズの域を越えてクロスオーバーなファンを獲得。2013年秋に『ザ・キューバン・テープス』(通算第三作)をリリース。
前作『Bossa Nova Just Smells Funky』
のリミックス・アルバム ↓
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