2018-12-26

【リリース情報】 HASTING’S STREET OPERA: Slippery When Wet




米ニュージャージーの知られざる60年代ジャムバンドをクリスタローガーやマシュー・ラーキン・カッセルの発掘で急浮上したスペインの再発レーベル「OUT-SIDER」がディグ。


ヒッピー・ムードをほのかににじませた、ジャム/インプロ/ジャズロックの垣根を越えたフリーフォームな唯一無二のサウンドがさく裂した傑作ながらオリジナルはプライヴェート・プレスで激レア。


「A Taste Of Honey」や「Summertime」などカバーも絶妙。


ヘイスティングズ・ストリート・オペラ/スリッパリー・ウェン・ウェット

HASTING’S STREET OPERA: Slippery When Wet
OUT-SIDER (RTMCD-1367)

1. Nobody Knows
2. Fool-August
3. Scarborough Fair
4. Lo-De-Lo
5. Perch
6. A Taste Of Honey
7. Think Of Me
8. Summertime




◆ ヘイスティングズ・ストリート・オペラは、1960年代の後半、ニュージャージー州モントクレアを拠点にライヴ活動に勤しんでいた若き4人のミュージシャンたち(ハリー・ウェロット、ゴードン・カーライル、ドン・ハザウェイ、クリス・ネルソン)のバンド。


◆ デトロイト・ブルースの古典からバンド名を拝借…ということで最初はブルースからスタートしたそうですが、ヒッピー/サイケの風を受けスタイルを変化させジャムバンドのプロトタイプのようなスタイルへと着地。ジャンルの垣根を越えたフリーフォームなジャズロックで地元のライヴ・サーキットを沸かせておりました。


◆ 本作『Slippery When Wet』は、そんな彼らがチャールズ・ファローのサポートを受け制作した唯一のアルバム。チャールズは元ミュージシャン、銀行マンとして働きながらスミソニアン的な知られざるフォークロアの保存に取り組んだり、ローカル・バンドのレコード制作をプロデューサーとしてサポートしていたという東海岸の知る人ぞ知る名士。


◆ 当時レコードは完全にプライヴェート・プレスで家族や友人に配られおしまい、ショップに出回ることはありませんでした。現在もオークションでみかけることは皆無かと。そんなレア盤をクリスタローガーやマシュー・ラーキン・カッセルの発掘で急浮上したスペインの再発レーベル「OUT-SIDER」が奇跡のディグ。


◆ 「A Taste Of Honey」や「Summertime」「Scarborough Fair」などカバーも絶妙ですがオリジナルもハイクオリティで聞き応えアリ。


◆ エリシアン・スプリング、ゲイリー・マークスやビヴァリー・グレン・コープランドなどにも通じるオブスキュアな狭間のジャズを満載した好盤です。