米シアトルの前衛エレクトロニック・レーベルFurthur Recordsからの記念すべきカタログ番号100番が到着しました。
エメラルズのジョンとエディションズ・メゴのピタのレーベル「スペクトラム・スプールズ」からのドナート・ドジーとのコラボを地底ヒットさせて好事家たちをノックアウトしたイタリアの奇才マヌエル・フォガリアータa.k.a.ヌエルによる5年ぶりのアルバム・リリースです。
マトモスのマーティンが開発に携わっていたことで知られる個性派モジュラー・シンセ「Ekdahl Polygamist」のみを用いて制作されたという、ドジーの口琴トロニカに続く「単一楽器シバリ」シリーズの第二弾となります。
零れ落ちるクリアな音のしずくとインダストリアルなドローンを組み合わせてディープでメディテーティヴな異次元の音響を構築した野心作。
NUEL: Hyperboreal
Furthur Records / Wordandsound / ritmo calentito (RTMCD-1174)
1. Steppin' Stone (3:30)
2. Polaris (6:05)
3. Hyperboreal (9:10)
4. -Om (7:30)
5. Be Well (8:01)
6. The Rest is Noise (4:07)
◆ 2014年にスペクトラム・スプールズ・レーベルからリリースしたドナート・ドジーとのコラボ『The Aquaplano Sessions』が即ソールドアウト&プレミア化して話題となったイタリア人アーティスト、ヌエルによる最新作。
◆ 2011年のFurthur Recordsからの『Trance Mutation』に続く2枚目のフル・アルバム『Hyperboreal』は、マトモスのマーティン・シュミットが開発に携わっていたことで知られる個性派モジュラー・シンセ「Ekdahl Polygamist」といくつかのペダルのみを用いて制作されたという、Furthurによるドジーの口琴トロニカに続く「単一楽器シバリ」シリーズの第二弾。
◆ 零れ落ちるクリアな音のしずくとインダストリアルなドローン、ミニマリスティクなアンビエントを組み合わせて、記憶の奥底に横たわる原風景を呼び覚ますようなディープでメディテーティヴな音響を構築。
◆ OPNやマーク・マグワイア以降のエクスペリメンタルなエレクトロニック音楽の現在地点、その最先端でまた新たな名盤が誕生した!