グラミー・アーティスト、ディープ・フォレストまさかの新作『Evo & Devo』。
ディープ・フォレストはもともとエリック・ムーケとマイケル・サンチェスというふたりのフランス人がやっていたプロジェクトで、テレックスのダン・ラックスマンがプロデュースで参加した1992年の初作『Deep Forest』は母国フランスのヴィクトワール(フランス版グラミーとも言われる音楽賞)のみならずアメリカのグラミーでも「ベスト・ワールド・アルバム」の栄誉に輝くなど世界的に話題となりました。
2000年代半ばに長く活動を共にしたマイケルがグループを離れて以降、エリック・ムーケは単独で「ディープ・シリーズ」を展開、2008年の『DEEP BRASIL』を皮切りに、『DEEP INDIA』~『DEEP AFRICA』という3枚のコンセプト作品をリリースしてきましたが、久々に「ディープ・フォレスト」へと回帰、新たなスタジオ・アルバムを完成させました。
それがこの『Evo & Devo』です。
いかにもディープ・フォレストらしいエスノ/ニューエイジ・ミクスチャー・サウンドを、コンテンポラリーなエレクトロニック音楽の流れを追いかけつつ、アップデートした快作となっています。
意外とハマってしまいました!