ブルース、ロカビリーやカントリーなど、さまざまなルーツ・ミュージックをミックスした「タルサ・サウンド」をレオン・ラッセルらと共に生み出したパイオニアで、エリック・クラプトン、ニール・ヤングからジョン・メイヤーまで、多くの著名アーティストに愛でられてきたギタリスト、シンガー/ソングライターのJ.J.ケイル。
その90年代から2000年代初頭にかけての隠れ名作4タイトルが一挙再発に!
J.J.ケイル/トゥ・タルサ・アンド・バック
J.J. CALE: To Tulsa And Back
Because Music / Wordandsound
1. My Gal
2. Chains Of Love
3. New Lover
4. One Step
5. Stone River
6. The Problem
7. Homeless
8. Fancy Dancer
9. Rio
10. These Blues
11. Motormouth
12. Blues For Mama
13. Another Song
◆ レイドバックした独自のアメリカーナ・スタイル:タルサ・サウンドでエリック・クラプトンやニール・ヤングをはじめとした数多のロック・レジェンドたちからもリスペクトされた名士J.J.ケイルによる、1996年の『Guitar Man』以来8年ぶりとなる、2000年代に入ってからは初めてのアルバム『To Tulsa And Back』(2004年リリース/通算第13作)。
◆ タイトル通り故郷のオクラホマ州タルサでレコーディングを敢行。ファンキーなオープニングの「My Gal」、スウィンギンなアップの「Chains Of Love」を経てホーンのアツい「New Lover」へ、冒頭からエネルギー全開、バンド・サウンド多めで前作とはまた違ったカラフルなアルバムとなっております。ラテンなM9「Rio」やバンジョー使いのラスト「Another Song」もイイ感じ。M10「These Blues」はテレビ番組『Dog the Bounty Hunter』の劇中でも使用。
◆ JJケイルは本作の後クラプトンとの共作『The Road to Escondido』でグラミーも受賞。2009年にはルーツ系の名門ラウンダー・レーベルから『Roll On』をリリース。今年突如未発表集『Stay Around』のリリースでファン騒然。晩年まで精力的に活動を続けたベテランの円熟の極致を余すところなく盤に収めた貴重なリリースです。
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