ハッピー・マンデーズに続いてファクトリーがフックアップしたマンチェスターのバンド、ノースサイドの唯一作がボーナス・トラックを追加収録してロンドン・レコードからリイシュー。UKロックの名士イアン・ブロウディがプロデュース、「Shall We Take A Trip」、「My Rising Star」や「Take 5」といったインディ/ダンスの歴史的クラシックスを収録した今こそ振り返られるべき名作。
ノースサイド/チキン・リズム
NORTHSIDE: Chicken Rythms
London Records
1. Take 5
2. Weight Of Air
3. Funky Munky
4. A Change Is On Its Way
5. Yeah Man
6. Tour De World
7. Wishful Thinking
8. Shall We Take A Trip
9. Who's To Blame
10. Practise Makes Perfect
11. My Rising Star
12. Moody Places
13. Take 5 (7")
14. Tour De World (Edit)
◆ ノースサイドは1989年に活動を始めた英マンチェスター出身のインディ・バンド。90年にシングル「Shall We Take A Trip」でデビュー、ファクトリー・レコードがハッピー・マンデーズに続いて送り出したマンチェスター・シーンのライジング・スターとして急浮上を果たしました。
◆ 『Chicken Rythms』は1991年にファクトリーからリリースされた彼らのファースト・アルバム。プロデュースはビッグ・イン・ジャパン~ライトニング・シーズのイアン・ブロウディ。エコー&ザ・バニーメンやペイル・ファウンテンズをはじめUKロックの歴史に残る名作をいくつも手掛けてきた名士です。
◆ 特有のギター・サウンドとルードな横の揺らぎを生み出すパーカッションやドラミング、煌めきと儚さの絶妙なコントラスト、すべてがパーフェクトにブレンドされた「Shall We Take A Trip」と「My Rising Star」、「Take 5」のシングル3曲がとにかくキラー。
◆ ノースサイドはハッピー・マンデーズやストーン・ローゼスにも比肩するポテンシャルを持った強力なニューカマーでしたがファクトリー末期の混乱の余波を受け(レーベルは本作の翌年にクローズ)92年に活動をストップ。『Chicken Rythms』は彼らが残した唯一のアルバム作品となっております。シングルB面曲や別バージョン、再発にあわせ新たに制作されたザ・リフレックスとレオ・ゼロによるリミックスをボーナス・トラックとして追加収録。