ジャズやアンビエント、レフトフィールドなエレクトロニック音楽をクロスしながらミュンヘン・シーンの興隆を支え続けてきたフィクサー、サイモン・ポップのソロ新作。ミニマル、パーカッシヴ、メディテーティヴ、チルでエキゾチック、さまざまなエレメントが万華鏡のように移り変わるトリップ必至の打楽器作品。
サイモン・ポップ/トリオ
SIMON POPP: Trio
Squama
1 Hain
2 OiOOiOiiOi
3 High High Low
4 Birkenschlag
5 Awen
6 Wallride
7 Powidl
8 Nonnegative
9 Eggplant
10 Derecho
11 Before All Else
◆ サイモン・ポップはジャズ・バンド、Fazer(ファーザー)のメンバーで、ミリアム・ハニカのプロデュースやポリゴニア~エンジとのコラボ、『チル・ピル』シリーズへの楽曲提供など、ジャズやアンビエント、エレクトロニック音楽などの垣根をまたぎ幅広く活動している独ミュンヘンのドラマー/プロデューサー。
◆ その通算第4作となる『Trio』。Flurin Mück(フルリン・ムック)とSebastian Wolfgruber(セバスチャン・ヴォルフグルーバー)というふたりのドラマー/パーカッション奏者とのコラボから生まれた、タイトルどおりの作品です。
◆ 『Trio』は、割れた陶器を漆と金粉を用いて修復する、日本の「金継ぎ」の哲学に相当するものを音楽的に表現したアルバムとのこと。割れ目を隠すのではなくその継ぎ目をも表現の一部として新たなかたちへと変容させる。ポップとふたりのプレーヤーの個性や差異を巧みに組み合わせて、ミニマルでパーカッシヴかつメディテーティヴ、どこまでも浮世離れした、独自のフレッシュな音世界を作り出しております。
◆ Fazerのメンバーが主宰するミュンヘンのレーベル、Squama(スクァマ)からのリリース。