「ジョン・シャーキーはサンノゼのガレージ・バンド、シンジケート・オブ・サウンドのギタリスト、キーボード奏者、ソングライターとして多忙な日々を送っていた。『Little Girl』が各州のチャートを席巻しバンドの人気は頂点へ。だがツアーやさらなるヒットのプレッシャーに打ち勝つことができずシャーキーは1967年にバンドを脱退。ジャーナリストや写真家のアルバイトで糊口を凌ぐことに。クリームやBB・キング、ジャニス・ジョップリン、ジェフ・ベックにもインタビューをした。その後1975年にスタジオに戻り玉石混交のアルバム『Signposts』を自主制作する。ポール・マッカートニーやエミット・ローズ、トッド・ラングレンからの影響が感じられる、しあわせと哀しみが絶妙に入り混じった『Someone Like Me』は、シャーキーが作曲、演奏とエンジニアリングのすべてを手掛けた3曲のうちの1曲だった。ワンマン・バンド的に、すべてのパートをひとりで多重録音していた。」
マイキー・ヤングが選曲を担ったエフィシエント・スペース・レーベルの新企画『Someone Like Me』、今回もいい感じです。
こちらはコンピのタイトルにもなっている、シンジケート・オブ・サウンドのメンバーのソロ曲。
ぜひチェックいただけますと。