ベーシック・チャンネルの後押しを受け頭角を現したエレクトロニック・デュオ「ポーター・リックス」のミルプラトーからの97年セカンド・アルバムが再発に。
ダブダブでスカスカだけどファンクネスが大幅アップしガラリとムード・チェンジ、90年代テクノの「らしさ」があふれた、何気にいま聞くと最高にフレッシュな好盤。
ポーター・リックス/ポーター・リックス
PORTER RICKS: Porter Ricks
Mille Plateaux (RTMCD-1505)
1 Redundance 1
2 Redundance 3
3 Redundance (Version)
4 Redundance 5
5 Redundance 6
6 Scuba Lounge
7 Spoiled
8 Spoil
9 Decay Chart
10 Explore
11 Exposed
◆ ベーシック・チャンネル傘下チェイン・リアクションからの初作『Biokinetics』がダブテクノのクラシックスとしてファンのあいだでおなじみのドイツのエレクトロニック・デュオ、ポーター・リックス。
◆ そのセルフタイトルのセカンド・アルバム『Porter Ricks』の再発企画。オリジナル発売は1997年、後に『Clicks & Cuts』シリーズの成功でIDM/エレクトロニカの一大牙城となるミルプラトーから。
◆ ダビーな要素やミニマリスト的なストラクチャは残しつつもファンクネスが大幅アップ、いわゆるダブテクノのど真ん中からは離れ独自路線へ、90年代テクノの「らしさ」をさまざまなかたちで堪能いただける好盤に。英『WIRE』誌の年間リストにも選出。
◆ 2000年代初頭に流通が途絶えて以降、長く入手困難な状態が続いておりましたが、ミルプラトーの再始動と共にジャケ曲順リニューアルして久々の復刻。
【試聴・ご購入】 https://li.sten.to/RTMCD1505