2025-11-21

【リリース情報】 JODO: Guts

 


デレク・ローレンスやマーティン・バーチといった英国ハードロック界の名士たちのサポートを受け制作されたカルト・バンドJODOの唯一作がDOMやキャッスル・ファームほかナイスな再発リリースが続くスペインの発掘レーベルSommorからリイシュー。鋭利な正統派ブリティッシュ・ハード・サウンドを満載した好盤!


ジョードー/ガッツ

JODO: Guts
Sommor (RTMCD-1706)

1. Nightmare
2. One Night Stand
3. I'm Still Trying 
4. What's Your Number
5. Rat Race
6. Seventeen
7. Wish You'd Never Been Born
8. It's No Good 
9. Pushing
10. There's Still Time





◆ JODOは1970年代の初頭に活動していた、ロッド・アレクサンダー(ギター)、チコ・グリーンウッド(ドラム、パーカッション)、アール・ジョーダン(ボーカル)、ビル・キンバー(ボーカル)、ジョン・テイラー(ベース)の5人からなるイギリスのハードロック・バンド。メンバーはそれぞれがリトル・フリー・ロック、グリーン・ブルフロッグ、ジャスパー、アックスやブラックウォーター・ジャンクションなどで活躍していた実力派でした。


◆ 『Guts』はその唯一作。ウィッシュボーン・アッシュやディープ・パープルのプロデュースなどで知られた名士デレク・ローレンスがプロデューサーをつとめ、エンジニアにはマーティン・バーチのクレジットも。豪華なラインナップで制作された作品でしたが1971年のオリジナル発売時、なぜかイギリスではリリースされず(アメリカとニュージーランドでの発売)、しかしながらその間違いのないクオリティゆえ、コレクター界隈で隠れた名作として語り継がれてきた知る人ぞ知る逸品でした。


◆ クリームを思わせるブルージーなテイストを溶け込ませたオープニングの「Nightmare」や「One Night Stand」、シングルもカットされたポップな「Rat Race」、重厚なスロウの「Pushing」ほか、鋭利な正統派のブリティッシュ・ハードロック・サウンドを満載した好盤!


◆ DOMやピッグ・ライダー、キャッスル・ファームなどの再発を手掛けてきたスペインの発掘レーベル<Sommor>からのリリース。ブックレットには『Shindig!』誌への寄稿などで知られるジャーナリストのAustin Matthewsのライナーノーツを掲載。