2024-03-26

【リリース情報】 MO KOLOURS: Original Flow

 


ヒップホップ、ジャズ、アフリカからデトロイトまで、さまざまなスタイルをハイブリッドした独自のソウルフル・サウンドを打ち立て人気を確立したロンドンの気鋭アーティスト、モー・カラーズのひさびさのアルバムが完成。ディス・ヒートのチャールズ・バレンやサンズ・オブ・ケメットのエディ・ヒックほか、名だたるミュージシャンたちと共にUK産ストリート・ソウルをネクスト・レヴェルへとアップデート。


モー・カラーズ/オリジナル・フロウ

MO KOLOURS: Original Flow
We Release JAZZ (RTMCD-1637)

01. Magic Momentum
02. Rockets To Mars
03. The News These Day s
04. Life (Skit)
05. Love Vibration
06. Original Flow
07. Hold On
08. Surv iv er (Skit)
09. Tatamaka Pt.1
10. Tatamaka Pt.2
11. Time (Skit)
12. Time
13. Jinja (Skit)
14. Kochirakoso
15. Our Tactus
16. Nah Personal
17. No Chains
18. Push Comes To Shov e
19. We No Let Y'All In
20. Mexico (Skit)
21. Future For Our Children





◆ モー・カラーズはインド洋に浮かぶアフリカ沖の島国モーリシャスをルーツに持つロンドンのアーティスト、ジョセフ・ディーンマモードによるソロ・プロジェクト。


◆ 『Original Flow』は、2018年の『Inner Symbols』以来となる、モー・カラーズの通算3枚目のフル・アルバム。ディス・ヒートのチャールズ・バレン、オニパのドゥウェイン・キルヴィントン、サンズ・オブ・ケメットのエディ・ヒック、セオ・パリッシュ一派のアンドリュー・アションやマイエレ・マンザンザ、それぞれがソロ・アーティストとしても活躍しているジョセフのふたりのきょうだい=レジナルド・オマスとジーン・バッサほか、そうそうたる気鋭ミュージシャンたちがゲスト参加。生音のカラフルさやライヴ感がこれまで以上に際立った音楽的に豊かなアルバムとなっております。


◆ 先行シングルの「Rockets To Mars」は敬愛するナイジェリア人アーティスト、ソニー・オコサンの「Space Race To The Moon」へのアンサー・ソングとも言えそうな曲。持たざる人々へのケアよりも宇宙探査に力を注ぐ政府の姿勢に疑問を投げかけます。「Love Vibration」は、ブロークンビーツとキューバやナイジェリア、モーリシャスのリズム、ジャジーなサックスが乱反射した、スピーディーで緊迫感にあふれたダンス・トラック。


◆ ドープなダウンビートのタイトル曲「Original Flow」はモーリシャスの伝統打楽器ラヴァンヌをフィーチャー。ナイヤビンギを思わせる重く引きずるようなリズムをともなった「Tatamaka」は19世紀の逃亡奴隷「マルーン」のリーダーだった人物の名前に由来。今回も自身のルーツや伝統への目配せがモダンなクラブ・ミュージックの中にしっかりと刻み込まれています。


◆ 軽やかな歌、牧歌的なベース・ラインとパーカッション、さりげなくカラフルな乾いたギターやサックスに彩られたM⑫「Time」のリラクゼーション・グルーヴも最高!ジョセフは5年ほど前から日本を拠点に活動しているとのことでM⑬⑭あたりの日本語チューンもよきアクセントに。


◆ 2014年のアルバム・デビュー以来、「もしカーティス・メイフィールドがトライブ・コールド・クエストやリー・ペリーとコラボしていたら…」(『ガーディアン』)とか、「J・ディラがプロデュースしたマーヴィン・ゲイのような」(『モジョ』)などなど、さまざまな例えで紹介され、リリースごとに大きな話題を集めてきた稀有なクロスオーバー・タレントの、6年ぶり、渾身のカムバック作。ぜひご注目を!