2013-12-05

BARIS MANÇO: Yeni Bir Gün




レアグルーヴとプログレ/サイケを股にかけて
コレクター筋で幅広く人気のトルコのレア盤が初リイシュー!


全編にアナログ・シンセをフィーチャー、プログレッシヴで
ジャジーでグルーヴィーなぶっ飛びサウンドのオンパレード、
「アナドルロックの良心」とも言われる60年代~70年代トルコを
代表する偉人バルシュ・マンチョによるスペース・ロックの金字塔。




















BARIS MANÇO: Yeni Bir Gün
Guerssen / ritmo calentito (RTMCD-1077)


1. "Sarı Çizmeli Mehmet Ağa"
2. "Gesi Bağları"
3. "Çoban Yıldızı"
4. "Bir Selam Sana"
5. "Ne Ola Yar Ola"
6. "Aynalı Kemer" 
7. "2024" 
8. "İkinci Yolculuk" 
9. "Ham Meyvayı Kopardılar" 
10. "Yeni Bir Gün" 
11. "Anlıyorsun Değil mi"
12. "Ne Köy Olur Benden" 
13. "Elveda Ölüm"  
14. "Bir Kelebeğin Yaşam Öyküsü"  



◆ プログレやサイケ、辺境系ロック・フリークスやワールド・リスナーのあいだでは古くから人気のアーティストとして知られ、レアグルーヴ筋のレコード・ディガーのあいだでもピンスポットでアツい一枚として話題のバルシュ・マンチョ『Yeni Bir Gün』がいよいよCDリイシュー。


◆ バルシュ・マンチョは、トルコのサイケデリック・ムーヴメント=アナドルロックの代表的アーティストのひとりで、80年代にミュージシャンからテレビ業界に転身、地元トルコではお茶の間でも幅広い知名度を誇る国民的なスターのひとり。日本にも来日経験があり、親日家としても知られています。


◆ 『Yeni Bir Gün』は彼の音楽キャリアの末期の名盤で、マニアのあいだでは珍重されていましたが、これまでなぜか見過ごされてきた一枚。


◆ しかしながら、そのクオリティーは、特にレアグル的には絶対に外せない逸品!


◆ 歌心溢れるシンセが怒涛のように唸りをあげるM1「Sarı Çizmeli Mehmet Ağa」、静謐なエレキ・ギター導かれたオープニングから一転、70年代テレビ・ドラマ(あるいはルパン)風の(まるで大野雄二を思わせる)スリリングなアップ・チューンへとなだれ込むM3「Çoban Yıldızı」~M4「Bir Selam Sana Gönül Dağlarından」、メロドラマ的な哀愁を誘う透明感のあるエレピのスパイスも心地よい抑制のきいたミドルM6「Aynalı Kemer Ince Bele」、トルコからドナ・サマーへの回答とも言うべきアップリフティングなディスコ曲のM11「Ne Köy Olur Benden」など、とにかく、KORGやARPを全面に打ち出したグルーヴィーでファンキーなトラックが、どれもヤヴァい!


◆ フリーソウルを思わせるソウルフルでジャジーなエレピとトルコ特有のコブシがミックスされた反則キラーM8「Ham Meyvayı Kopardılar Dalından」も見逃せない!


◆ エレピやアナログ・シンセ、オルガンを各所に配し、泣けて抒情的でありながらグルーヴィー、プログレとしてもレアグルとしても素晴らしい稀に見る逸品!しかも初CD化!