2015-05-29

THE LIMIÑANAS: Down Underground




フランツ・フェルディナンド、ボビー・ギレスピーからホワイト・ストライプスまでを虜にしたフランスのサイケデリック・ガレージ・デュオ<リミニャナス>が日本上陸。


ヨレヨレなローファイ・サウンドとヒップでファンキーな60sセンス、スパイシーなエスニック・フレイバーの隠し味、シネマティックなムードとフランス語リリック。


その怪しいコンビネーションが「ゲンズブールとベック、ステレオラブ、ゴスペルとイェイェによる奇跡のクラッシュ」などと例えられ欧米メディアでカルト的な賛辞を浴びた謎のグループが仏名門ビコーズ・ミュージックから遂に世界デビュー!


フランツの『Late Night Tales』にもフックアップされた「The darkside」や『ゴシップ・ガール』挿入曲「Down underground」を含む二枚組全48曲、圧巻です。




















THE LIMIÑANAS: Down Underground
Because Music / ritmo calentito (RTMCD-1150)



"My Favourite Band... Ever" (Bobby Gillespie /Primal Scream)


◆ ザ・リミニャナスは、南仏ペルピニャン出身のライオネルとマリーのリミニャナ夫妻が2009年に始めたガレージ・デュオ。


◆ 2010年にタイ・セガールやMMOSSを送り出したシカゴの目利きレーベル、トラブル・イン・マインドからデビューを果たし、楽曲が『ゴシップ・ガール』に使われたり(CD1-②「Down underground」)、ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトとスタジオを共にしたり、主にアメリカを中心にブレイク。


◆ 2014年にはフランツ・フェルディナンドが名物「夜聴き」シリーズ『Late Night Tales』で「The darkside」(CD1-①)をカンとイアン・デューリーのあいだにフックアップ、そうそうたるトラックリストの中でぽつんとただ独り「誰コレ」状態で話題に。2015年初頭には同郷のトイ・ポップ鬼才パスカル・コムラードともコラボ作を発表、アヴァン系リスナーのあいだでも注目を集めていた。


◆ 本作は、バンドがこれまでに発表してきたセルフタイトル作(2010年1st、CD1-①~⑫)、『Crystal Anis』(2012年2nd、⑬~㉓)、『Costa Blanca』(2013年3rd、CD2-①~⑬)、『(I've Got) Trouble In Mind』(2014年シングル・未発表集⑭~)という4枚の作品を二枚組CDにまとめあげた、仏ビコーズ・ミュージックからの世界デビュー盤。


◆ どファンキーなベースラインにラーガなシタールが絡みまくるサイケ・チューンの「Tigre du Bengale」(CD1-⑥⑪)、秒速でソールドアウトしたトラブル・イン・マインドからの記念すべき初7インチ曲「Je ne suis pas très drogue」(CD1-③)の60sな感じもカッコいい!


◆ ガレージ・マナーのローファイ・サウンドにどこかモンドでモッドでフレンチ・イェイェな無国籍ムードがドッキング、サイケデリックでグルーヴィー、怪しくも踊れるクレイジーなグッド・ミュージックを満載!フランツやプライマル、ホワイト・ストライプスをもうならせたこの破天荒な音世界!一度ハマってしまうと脱出不可能!




※ 『ローリング・ストーン』日本版でご紹介いただきました!

「60年代のB級映画のサントラのような怪しいムードに包まれた、
グラマラスでサイケなガレージロック」

http://www.rollingstonejapan.com/reviews/archive/150814/


※ 『Mikiki』でご紹介いただきました!

「ガレージ・ロックをベースに60s風味混ぜた楽曲揃う編集盤」

http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/7166