2022-02-04

ポーター・リックス関連再発

 


ダブテクノのひな形を作ったドイツのプロダクション・ユニット、Porter Ricks。その初期の2枚のアルバムと、片割れのThomas Konerのソロ作がいくつか、Mille Plateauxから再発されております。


Porter Ricksはファーストがダブテクノの初めてのアルバムとしておなじみかと思いますが、セカンドも90年代テクノの「らしさ」を凝縮した良作。


Thomas Konerの『Nuuk』は音源単体では何気にこれが初めてのリリース。『Aubrite』は90年代にオランダで出ていたもの。90年代末から00年代初頭にかけて、あるいはそれ以降のいわゆる「エレクトロニカ」の先駆け的なリリースとして、どちらもいま聞くと新鮮です。


Mille Plateaux紆余曲折ありましたが昨年また再始動して再発だけでなく現行アクトの新録リリースにも乗り出してます。ぜひご注目ください。


『エレキング』のこちらもぜひご一読ください。