初期のディープ・パープルやユーライア・ヒープなどの英国ロックからの影響と母国ボリビアの伝統要素をミックスしてまったくオリジナルなシンフォニック・スタイルを構築、ロックやレアグルーヴ、世界音楽などの垣根を超え多くのディガーたちを長く魅了しつづけてきた南米屈指の秘宝盤が50周年を記念してスペインの発掘レーベル＜Guerssen＞からリマスター再発。アンデス音楽とプログレッシヴ・ロックの奇跡的なマッチングを堪能いただける好盤です。
ワラ／エル・インカ
WARA: El Inca
Guerssen (RTMCD-1609)
1. El Inca
2. Realidad
3. Canción Para Una Niña Triste
4. Wara (Estrella)
5. Kenko (Tierra de Piedra)
◆ ワラは、ギターのカルロス・ダサやボーカリストのナタニエル・ゴンザレスらを中心に、1970年代の初頭に活動を開始した南米ボリビアのバンド。メンバー・チェンジを繰り返しながら今も現役で演奏を続けている。
◆ バンド名の「ワラ」とはボリビアの公用語のひとつであるアイマラ語で「星の光」を意味する。
◆ 『El Inca』は彼らが1973年にリリースしたファースト・アルバム。初期のディープ・パープルやユーライア・ヒープを思わせる英国ロックのクラシックな佇まいを継承しつつも、フォルクローレ的な節まわしであったりクンビアのリズムであったり、南米音楽の伝統要素がところどころでふと顔をのぞかせたり、インド的なメロディが唐突に差し込まれたり、そのユニークなミクスチャ具合によって、ロックや世界音楽の垣根を越え熱心なディガーたちを長く虜にしてきた秘宝盤。
◆ その50周年を記念したリマスター再発企画。スペインの発掘レーベル「Guerssen」からのリリース。ブックレット解説の日本語対訳を添付予定。
【試聴・ご購入】https://li.sten.to/rtmcd1609