70年代から音楽だけでなく様々なフィールドで多面的な活動を展開していたアーティストの藤本由紀夫氏がVanity Recordsに残したノーマル・ブレイン名義の唯一作がスイスのWRWTFWWレーベルより再発に。
コルグやボスを駆使して作り上げられた、いかにもアーリー80sなムードがさく裂した、今だからこそなDIYエレクトロ黎明期の逸品。
ノーマル・ブレイン/レディ・メイド
NORMAL BRAIN: Lady Maid
WRWTFWW Records (WRWTFWW029CDJ)
01. M-U-S-I-C
02. Frottage "One Way"
03. You Are Busy, I Am Easy
04. K-300
05. Frottage "SW"
06. Fragment
◆ ファミコンの夜明け前、ゲームセンターにあらしが吹き荒れていた8ビット黎明期の1981年に、『ロック・マガジン』『infra』『BIT』などでカルト的に知られた故阿木譲氏による伝説のレーベル「Vanity」が、後のチップ・チューンのひな形とも言える一枚の驚くべきレーコードをリリースしていた。
◆ 70年代から音楽だけでなく様々なフィールドで多面的な活動を展開していたアーティストの藤本由紀夫氏によるノーマル・ブレインの『Lady Maid』である。
◆ A面はコルグやボスを駆使して作り上げられた、いかにもアーリー80sなムードがさく裂した、今だからこそなDIYエレクトロのキラーを連発。B面は打って変わってKrankyファン直撃の長尺アンビエント。
◆ 映画『Dark Star』のサントラ再発、モンド・クラシックス『Les Shadoks』やベルナール・パルメジャーニの未発表復刻、高田みどり『Through The Looking Glass』の世界発売などで急浮上したスイスの新興ディガー系レーベル「WRWTFWW」によるリイシュー。