2021-10-14

【リリース情報】 VITALIC: Dissidænce (Episode 1)

 


フランスを代表するエレクトロニック・プロデューサー、ヴィタリック4年ぶりの新作。


シングルではキディ・スマイルをフィーチャーするなど新たな展開を見せつつ、ノスタルジックなディスコ・モードへと回帰した前作から一転、疾走感と推進力、ささくれだったラフな出音が多めで、『OK Cowboy』がフラッシュバックしそうな、原初のパワーが炸裂した快心作に。


エレクトロ・ロックのひな形を作ったパイオニアの貫禄に脱帽!


ヴィタリック/ディシダンス(エピソード 1)

VITALIC: Dissidænce (Episode 1)
Clivage Music (RTMCD-1510)

1. Haute Definition
2. Rave Against the System (feat Kiddy Smile)
3. Lost Time
4. Danse avec moi
5. Cosmic Renegade
6. 14 AM
7. Boomer OK
8. Carbonized





◆ フランスはディジョン出身のプロデューサー、パスカル・アルベー・ニコラスによるソロ・プロジェクト「ヴィタリック」は、2005年のデビュー・アルバム『OK Cowboy』がダンスやロックの垣根を越えた話題作となりいきなりブレイク、ダフト・パンク以降のフランスの新世代シーンの担い手として、ジャスティスらと共に長く支持を集めてきた。


◆ 2017年の『Voyager』以来となるその4年ぶりの新作『Dissidænce (Episode 1)』。


◆ 先行シングルの「Rave Against the System」ではカルチャー・アイコンとして広く人気の気鋭アーティスト、キディ・スマイルをフィーチャーし新機軸を披露。


◆ サウンド的には、その②「Rave Against the System」や⑦「Boomer OK」、⑧「Carbonized」あたりを軸に、ノスタルジックなディスコ・モードへと回帰した前作から一転、疾走感と推進力とささくれだったラフでパンクな出音が多め。『OK Cowboy』やインターナショナル・ディージェイ・ジゴロからの初期作がフラッシュバックしそうなパワフルな仕上がりに、悶絶。


◆ ノンビートながらホールデンを思わせるトランシーなシンセのシャワーが心地よい③「Lost Time」、コズミックで不思議な酩酊を誘う④「Danse avec moi」など変化球の仕掛けもさりげなく秀逸。


◆ 自身が主宰するCitizen改めClivage Musicからのリリース。




【試聴・ご購入】 https://li.sten.to/RTMCD1510